安全なインド新婚旅行⑤3日目バラナシ

バラナシ(ワーラーナシー/Varanasi)

バラナシの朝日

 早朝5:30、日の出を見るためにホテルのバルコニーへ。雨が降っており、朝日を見ることはできませんでしたが、掃除をしていたホテルの方が椅子を並べてくれて、ゆっくり景色を眺めることができました。

 バルコニーの真下のガンジス川で、朝から沐浴(?)をしている若者が数人いました。目が合うと手を振ってきて「Come Come!」と呼ばれました。夫が「思ってたのと違うな」と呟いていましたが、沐浴=罪を洗い流すための聖なる儀式、というイメージとはだいぶ異なり、水遊び感が強く、非常に楽しそうな様子。

ホテル(BrjiRama Palace)のレストランで朝食

 ホテルの朝食はメニューからメイン料理をオーダー+ビュッフェ形式でした。


 ビュッフェコーナーにあったラッシーとチャイが今回のインド旅で一番美味しかったです。

 メインはインド料理をオーダーしました。辛くないメニューがどれか聞きたいときは、no spicyというフレーズで通じました。

 朝食後は、チェックイン時に貰ったフットマッサージ15分無料券を使い、ホテルのエステへ。有料のメニューは種類が豊富で、アーユルヴェーダ(シロダーラ)のメニューもありました。
 BrjiRama Palaceでは、小規模ながら一日中イベントが予定されていて、ヘナタトゥーの体験やアフタヌーンティー、夜はダンスショーも開催されていました。
 10時頃、バラナシの散策へ。ホテルから5分ほど歩くと大通りに出ます。この時間は人が少なく、昨夜よりも落ち着いて歩くことができました。

久美子の家とブルーラッシー(Blue Lassi)

 再びガートを見に行った後、久美子の家まで歩きました。Google mapの経路通りに進めない場所もあり、やや迷いながら到着。中には入れなそうでしたが、ガンジス川沿いにあり、ガートから外観を眺めていました。
 最後はBlue Lassiへ。かなり口コミが良く、美味しいと評判でしたが、いざ店の前まで行くと食べる勇気が出ず…。衛生面か水か、もしあたったら今日8時間乗る電車が地獄…と考えてしまい、結局何も注文しませんでした。今も少し後悔しています。

ホテル(BrjiRama Palace)の送迎

 ホテルでランチを食べた後、電車でアグラに向かうため、バラナシ駅(Varanasi Jn)まで送迎してもらいました。行きの空港送迎と同様に、ホテルから徒歩→人力車→車で駅まで向かいます。車までは、ホテルスタッフ2人が私たちの荷物を持って、先導してくれます。
 日本では考えられませんが、車内では運転手から、「お腹空いていないか?いい店があるからお茶でもどうだ?お土産屋も寄ろうか?」と営業されます。断ればそれ以上しつこくされることはありませんが、勝手にどこかに連れて行かれたらどうしようと不安になります。最高級ホテルの送迎でもそんな感じなので、割高でも、安全のためにはホテルに頼んで良かったと思いました。
 乗車時刻の1時間前に駅に着いたため、運転手が「暑いから車内で待っていていいよ」と言ってくれましたが、全てに疑り深くなっている私たちは、ホームで待つと言い、下車。インドはとにかく世話を焼いてくれる人が多く、どこまで甘えるか非常に難しいところです。個人的には、親切心+お金貰えたら貰おう、が混在している感じなのかな、と思いました。
 バラナシに滞在したのは1日だけですが、圧倒的異国感で、強烈なインパクトが記憶残りました。私は、旅行に来たといえるのか疑問なレベルで保守的な行動をしていましたが、バラナシだけリピートしてもいいかなと思うほど不思議な中毒性がある場所でした。

 この後は、バラナシ(Varanasi Jn)からアグラ(Tundla Jn)まで、約9時間電車に乗ります。

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