フィンエアーで成田からヘルシンキへ
フィンエアーの機内食とエンタメ
23:05発の直行便でヘルシンキに向かいます。日本からヘルシンキに行き飛行機は多くがヘルシンキの朝に着きます。令和7年は社会情勢の影響もあり、飛行時間が12時間50分と長くなっています。
機内食は離陸の1時間後と着陸の1時間前に提供されます。

夜は豚の生姜焼き(Pork in ginger sauce)かチキンカツ(Chicken cutlet with mustard sauce)が選べました。座席のモニターでメニューも見ることができます。


せっかくフィンランドに行くので、機内ではムーミンを鑑賞。視聴できるのは30分のエピソードが2話。1990年代にテレビ東京で放映されていた平成アニメではなく、2019年に登場したCGアニメでした。
朝食はオムレツです。

ヘルシンキ・ヴェンター空港からヘルシンキ中央駅へ
空港から中央駅までは電車で36分。預入荷物を受け取った後、TRAINの表示に従って、長いエスカレーターを降ります。ホームは左右に2本ありますが、どちらも中央駅に行くので電車が来た方に乗ります。

ヘルシンキには、公共交通機関(トラム、メトロ、電車、バス)に使える「HSLチケット」があります。事前にアプリをダウンロードして、乗車時に24時間のもの(2日間など他の日数も選べます)を購入。ここから24時間乗り放題です(日をまたいでもOK)。空港から利用する場合は、ABC区間を購入します。
なお、改札は無く、スマホやQRコードをどこかで使う必要もありません。車内で乗務員に見せてと言われたら見せるスタイルです。
早朝ヘルシンキ到着後におすすめのサウナ
中央駅に到着したのは6時50分。まずはホテルに荷物を預けます。Scandic Helshinki Hubまでは徒歩12分。スーツケースを引いているとやや大変ですが、バス停を探して迷うよりは歩いた方が早そうです。
ホテルに到着後、チェックインまで荷物を預かってほしいと伝えます。事前に調べた口コミのとおり、ホテルのフロントの方はとても親切に、アーリーチェックインもできると説明してくれました。今回は荷物置場にスーツケースと要らないものを置いて、サウナに向かいます。
Allas Pool
向かったのは中央駅や周辺ホテルから、徒歩20分弱のAllas Pool。なんと平日は朝6時半から、土日は8時から営業しています。口コミを見ると、サウナの中には、ローカルすぎる、若者が多くてウェイすぎると書かれている場所もあり、海外でのサウナに緊張はありました。しかし、こちらのAllas Poolは比較的観光客向けで、施設が新しく綺麗、客層も若者から高齢者まで幅広く初心者でも行きやすいとあったため、行ってみることにしました。

Allas Poolはマーケット広場(Kauppatori)やウスペンスキー大聖堂のすぐ近くにあるので、中央駅から歩くと街並みも楽しめます。観覧車の手前が目的地。
Allas Poolは受付で入場券を購入し、リストバンドを貰います。その後、受付からは一旦外に出て、併設しているメインの建物(脱衣所、シャワールーム、サウナが一体となっている)に入ります。脱衣所は比較的広く、鏡やベンチもあります。ここで水着に着替えて、サウナへ。女性用、男性用、兼用のサウナがあります。兼用のサウナが一番広く、景色も良いです。女性用はこじんまりした雰囲気です。
各サウナの入り口にサウナマット(使い捨てのキッチンペーパーのようなもの)があります。(最初は気づきませんでしたが、サウナの中にいた方が身振り手振りで教えてくれました。)
シャワールームには、シャワーとシャンプー(兼ボヂィーソープ)があります。壁にタオル掛けがあるので、シャワーを浴びる前にタオルをかけておくと便利。
ドライヤーは脱衣所に2台。ドライヤーの前には鏡もあります。私たちは8時頃にサウナを出ましたが、続々と人が増えてきて、脱衣所もかなり賑わっていたので、ゆっくり過ごすには早めの時間がおすすめです。
施設内の様子は公式HP、公式インスタグラムをご参照ください。
Cafe Engel(カフェエンゲル)
サウナ後は、ガイドブックにもよく掲載されている、ヘルシンキ大聖堂が目の前にあるカフェへ。8時オープンのため、開店と同時に行こうと思っていましたが、やや予定が遅れ、着いたのは8時半。窓際の席を狙っていましたが、店内の席は8割埋まっており、窓際も予約で満席とのことでした。到着時間や空腹度が読めなかったため、予約をしませんでしたが、事前に予約した方が良さそうです。

内側の席の場合、ヘルシンキ大聖堂は写真には写りませんが、店内からは少し除けば見えるので十分雰囲気は味わえます。

注文したのはキャロットケーキとシナモンロール。どちらも大きめ。シナモンロールはずっしりしています。コーヒーは無くなると店員さんが注ぎに来てくれます。タップウォーター(水道水)も出してくれるのがありがたい。
店内にお手洗いもあります。

外に出て、天気が良いうちにヘルシンキ大聖堂で写真を撮ります。朝の方が人が少ないです。

Temppeliaukion kirkko(テンペリアウキオ教会)
Cafe Engelからテンペリアウキオ教会まではトラム又は電車を使って約17分。私たちは電車でKamppi駅まで行き、そこから10分歩きました。
営業時間が曜日によって異なり、教会内でコンサートを行っていることも多いため、事前に公式サイトを確認する必要があります。
マリメッコの社員食堂が10時半オープンなので、こちらの観光は10時に切り上げます。

マリメッコ食堂でランチ
マリメッコ本社にある社員食堂「maritori」は平日(月曜から金曜まで)10時半から14時までランチ営業をしています。ヘルシンキの中心地からは電車(メトロ)を使って約30分。最寄りのHerttoniemi駅は郊外感があります。ここから10分ほど歩きますが、道は広く歩きやすいです。

到着したのは10時40分。ほぼ開店と同時ですが、既に食堂には列ができていました。
メニューは、ランチ15.20€とスープランチ13.70€の2種類。ランチはメイン(日替わりで2種類から1つ選択)とスープのセット、スープランチはメインなしでスープのみです。いずれも種類豊富な副菜がビュッフェ形式で付いてきます。
公式サイトには1週間のメニューが掲載されています。


私たちは、ランチとスープランチを頼みました。


どれも優しい味わいで、野菜や果物も多く、毎日食べたい美味しさでした。
食後は、食堂の向かいにあるマリメッコ本社併設のアウトレットショップへ。B級品や割引をしている商品が多い上に、レジで無料の会員登録をすると10%オフになります。
