1日で巡るコペンハーゲン観光地
8:30 人形姫の像
コペンハーゲンに滞在するのは一日のみ。本日19時の飛行機でストックホルムに向かうため、朝から活動します。とはいえ、日曜日だったこともあり、早朝から開いているお店はほぼありません。そこで、まずは24時間営業の人魚姫の像を見に行きます。
ホテルを7時45分に出て、人魚姫の像に着いたのは8時半。人魚姫の像は中心地から少し離れたところにあるので、このタイミングで行くには最適。また、9時以降はどんどん観光バスが来るため、観光客が一気に増えます。早い時間がおすすめです。

人魚姫は電車の最寄り駅(Osterport St.)から15分ほど歩きます。高架橋を渡って、右手にカステット要塞を見ながら公園エリアを進むと海と同時に見えてきます。

9:30 Cafe Segallsで朝食
人魚姫から中心地に戻り、9時半にCafe Segallsへ。こちらのカフェは、ニューハウンとストロイエの中間地点にあり、どちらからも徒歩5~10分。
カナルツアーの乗り場(Ved Stranden 26/Stromma Canal Tours)までは徒歩3分と非常に近いです。

平日は朝8時から、日曜日は9時から営業しています。店内は空いていて、時間がない旅行者にはとてもありがたい。アットホームな雰囲気のお店。

デンマークの名物であるオープンサンド「スモーブロー」とフレンチトーストを注文しました。デンマークと言えばライ麦パンですが、フレンチトーストもライ麦パンだったのが驚きでした。

10:00 カナルツアー
コペンハーゲンカードで利用できるカナルツアーは人気なので、一番早い10時発のボートを狙いました。乗り場はコペンハーゲンカードのアプリから確認でき、「Ved Stranden 26」という場所(地図③)でした。Google Mapでは「カナルツアー」と検索すると「Stromma Canal Tours」という名前で、同じ場所が表示されます。
所要時間は1時間。水上で風を切るので、気温が低い日は寒さ対策が必要です。

人魚姫や救世主教会のほか、運河からの街並みを楽しめます。

コペンハーゲンカードについて
本日の主な目的地は①から⑪のとおりですが、このうちコペンハーゲンカード(24時間559KR)が利用できるのは、③カナルツアー(109KR)⑤アマリエンボー宮殿(125KR)⑥デザインミュージアム(140KR)⑩ローゼンボー城(140KR)(+昨日のチボリ公園(190KR)(入場は一度のみ))です。
救世主教会(69KR)も利用対象ですが、メンテナンスのため閉館していました。強風など、天候によっても入場できないことがあるようです。
実際に行った場所の入場料を合計すると564KR。この他に電車代で90KR程度使いました。コペンハーゲンカードは559KRなので元は取りましたが、元を取るためにはタイトなスケジュールを余儀なくされます。同時に、空港からの往復(片道36KR)を含め、公共交通機関が乗り放題になるため、逐一チケットを買う必要がなく、便利です。
コペンハーゲンカードについてはこちらの記事で詳細を記載しています。対象施設の入場料もまとめているので、購入するか悩んでいる方はぜひご覧ください。
11:00 HAY House
11時にカナルツアーを終え、降車場所から徒歩3分のHAY Houseへ。

12:00 アマリエンボー宮殿
アマリエンボー宮殿では毎日12時に衛兵交代式が行われます。12時に宮殿に着くと、見物人がたくさん集まっていました。
交代式の途中で宮殿に入場しました。タイミング的に内部も混んではいますが、入場制限はありませんでした。

12:45 デザインミュージアム
デザインミュージアムはアマリエンボー宮殿のすぐ近くにあるのですが、Google mapで表示されるピンの位置と実際の入口が異なっており、なかなか見つかりませんでした。ミュージアムの入口は、Google mapのピンの反対側にあります。

タイムロスにイライラしながら早足で周りましたが、色鮮やかなデザインは気分を明るくしてくれるような、素敵な展示でした。


ミュージアム内にカフェもあり、焼菓子とパンは出入口でも販売していたため、帰り際にカヌレとカルダモンパンを購入。

13:30 ニューハウン、ストロイエ散策
コペンハーゲンで最も有名な景色といえば、ニューハウン。運河沿いに並ぶカラフルな建物が目を惹きます。13時半に到着し、アイスを食べて小休憩。エリア自体は狭いので、お土産屋までひととおり見終わったのが、14時頃でした。


ニューハウンから、様々なお店が並んでいるストロイエ通りまで歩きます。徒歩10分ほどで食器が有名な「ロイヤルコペンハーゲン」や北欧雑貨の「ソストレーネグレーネ(SØSTRENE GRENE)」が出てきます。

途中、路面にチュロスの屋台があり、出来立ての匂いにつられて購入。期待通りの熱々サクサクです。

14:30 ローゼンボー城
ニューハウンからストロイエ通りを通って、お店を見ながら、中央駅まで戻ってきました。14時半にローゼンボー城へ行ったところ、「今の時間帯は入場者数が定員に達したため、次に入場できるのは16時」とのこと。残念ながら入場は諦めました。
事前予約しておけばよかったのですが、入場しなくても外観は見れるので良しとします。

TorvehallerneKBH
ローゼンボー城に入らなかった分、時間が少し余ったので、徒歩10分のところにある生鮮食品マーケットに寄り道。食べ物がメインです。オープンサンドをテイクアウトして食べることもできます。

コペンハーゲンからストックホルムへ移動
19時の飛行機でストックホルムに向かうため、15時半にコペンハーゲン中央駅を出て、一旦ホテルに荷物を取りに戻ります。中央駅から「コペンハーゲンアイランドホテル」までは電車で10分。ホテルで荷物のピックアップと整理をして、16時に空港行きの電車に乗りました。空港まではメトロ(1回乗り換え)で40分です。
空港には17時前に着いたので、余裕がありました。空港内のカフェでサラダボウルを食べて、搭乗。30分ほど出発が遅れ、ストックホルム空港に着いたのは21時でした。
夜遅い到着はキツいかなと思っていましたが、北欧を含むシェンゲン圏内は出国審査が無いため、飛行機を降りてそのまま入国、電車移動でき、想像以上にスムーズでした。
ストックホルムの空港から市内までの電車
ストックホルムも「SLアプリ」で公共交通機関乗り放題チケットを購入しました。
要注意なのが、空港からストックホルム中央駅までの電車です。SLアプリで乗れるのはコミューター・トレイン(SL)というローカル電車のみです。
アーランダ・エクスプレスという特急電車がありますが、これは別料金です。片道340クローネ(約5200円)かかります。所要時間18分と最速かつ快適ではありますが、私はこれをSLアプリで乗れると勘違いして、車内で乗務員から当日券を購入することになりました。(当日券はさらに高額です。)
アーランダ・エクスプラスの乗り場が一番わかりやすく表示されているので、間違えてうっかり乗らないように気を付けてください。


