ストックホルムも滞在は1日のみ。昨夜ホテルに到着し、今日の16時には船に乗り、ヘルシンキに戻ります。まずは宿泊したホテルの紹介です。
ヒルトンストックホルム スルッセン ホテル(Hilton Slusen)
ストックホルムは北欧の中でもホテルが安く、良い部屋も多いため選びやすいです。ヒルトンスルッセンホテルは、観光名所が集まる中央駅や旧市街(ガムラスタン)の向かいにあるため、ストックホルムの街並みを一望できます。ロビーやレストランからの景色が良いのが特徴です。

部屋は一番安いデラックスツインを予約しました。眺望は期待できませんが、部屋の広さは十分です。ベッドの向かいに長机と椅子があり、スーツケースを開ける余裕もあります。洗面所は小さく、高さがあるため、洗顔には不向きです。


ヒルトンスルッセンホテルの立地の最大の特徴は、景勝地であるモンテリウスヴェーゲンまで徒歩10分という近さです。
今日の観光ルートは以下のとおりです。朝食は9時オープンの「カフェコッペン(Kaffekoppen)」に行く予定なので、それまでに見るだけの観光スポットを潰していきます。
7:30 モンテリウスヴェーゲン(展望台:Monteliusvagen)
ストックホルムの街並みを一望できる絶景スポットです。展望台のような場所なので、ホテルからは石畳の坂道を登ります。7時半にホテルを出発。

坂の途中で、右側の小道に入る看板があります。そこからはすぐに展望エリア。写真では納まりきらないほど、ストックホルムの絶景が全面に広がっています。

8:30 ストックホルム市庁舎
時刻は8時。ホテルがあるスルッセン駅(Slussen)付近からガムラスタンを突き抜けるように中央駅まで繋がる橋(Centralbron)を渡ります。徒歩で20分かかりますが、一本道で歩きやすく、リッダーホルム教会や湾の真横を通るので、終始景色を楽しめます。


市庁舎に着いたのは8時半。市庁舎の内部はガイドツアーでのみ見学可能です。ガイドツアーには参加しませんでしたが、入り口から中庭までは自由に入れるので、建物の雰囲気は味わえます。

8:45 リクスターゲン(国会議員堂)
市庁舎からガムラスタンに向かう途中、国会議事堂も通ります。重厚感のある建物で、朝の陽射しが良く差していました。こちらも内覧はガイドツアーへの参加が必須なので、外から眺めて通過。

9:00 ガムラスタン
Kaffe koppen(カフェ コッペン)
ガムラスタンの中心である大広場に面した人気カフェ。ノーベル博物館のすぐ隣にある赤い建物です。
営業開始の9時ちょうどに到着。店内は4~6人掛けの席が3つほどで、相席も可能ですが、すぐに満席になっていました。


注文したのは本日のスープ(ハーフサイズ)とベジタリアンラザニア。スープにはパン、ラザニアには野菜が添えられていました。

店内の装飾が中世のヨーロッパらしい、アンティーク調で落ち着いた雰囲気です。地下にトイレがあり、借りられます。

40分ほどの滞在でカフェを後にしました。10時になると、雑貨やお土産など、多くのお店の営業が始まるため、それまでの間、すぐ隣にある「ストックホルム宮殿」と「ストックホルム大聖堂」を見ておきます。

HildaHilda
ストックホルム発祥のブランドで、北欧ならではのデザインの布小物を製造、販売しています。ポーチが3000円程度~とやや高価ですが、生地がしっかりしていて、メイドインストックホルムなのでお土産にも良いのではないでしょうか。まさに今、日本への販売展開を進めているようです。

Sol Handkraft
こちらはスウェーデン製の手作り雑貨のお店。ダーラナホースと呼ばれる木馬や、多数の小物が比較的購入しやすい価格で販売されています。

Ojbro Vantfabrik(オイブロ・バントファブリーク)
スウェーデン製の靴下や手袋のお店。メリノウールで作られているため、高品質で暖かく、北欧柄の種類も豊富です。男性へのギフトにもおすすめです。

Antikaffaren PHM
アンティークやヴィンテージの食器を扱うお店。お買い得な商品が多いので、アラビアなどの北欧食器が好きな方は覗いてみてください。入口のバスケット内にあるB級品はさらに破格です。

Fabrique(ファブリーク)
評判の良かったパン屋さんへ。ストックホルム内にチェーン展開しています。

カルダモンパンを購入し、散策を続けます。

PALOMA TEA COMPANY
紅茶専門店です。店内には膨大な種類の茶葉が並んでおり、全て香りを試すことができます。フルーツやスパイスが含まれたハーブティーのような商品(カフェインレス)もあります。味の好みを伝えるとおすすめ商品や内容の説明もしていただけます。

淡いグリーンの缶が素敵ですが、こちらは店内展示のみで、同缶の販売はありませんでした。白やピンク、橙色などで似たデザインの四角い缶が購入できます。
現在時刻は12時。以上でガムラスタンの散策を終え、再び橋を渡って、スルッセン駅へ向かいます。

